# 良い表現と共通部分を育てる

作品や共通部分の追加・更新、制作方法を見直す依頼で読む。本人が良いと感じた箇所と用途を、実物で確かめる。「この選択の手応えを共通に」「この作品を参考に追加」のような依頼から、変更先と広がる範囲を整理する。新しい形や技術のたびに分類やコマンドを増やさない。

良い作品は、原作の構図・素材・操作を見られる形で作品集へ加える。収蔵後も、実際の利用と本人の評価から、採る場面・版を見直して更新する。説明は操作の列挙だけでなく、内容と見せ方のどの関係が良さを生むかを短く記す。細部の参考にもなる場合は、着目する箇所と原作をつなぐ。ライブラリーの「部品・表現を探す」も、その実物を見つけるために使える。原作・操作の参考・試作など、何を確かめられるものかが分かるようにする。同じ作品を排他的な部品分類へ分けず、掲載した部品や寸法を次の制作で必ず使う条件にはしない。

制作方法の見直しでは、依頼・実物・参考の使われ方を照合する。画面の不足は成果物へ、共通の挙動は共有実装へ、参考の伝わり方は案内へ反映する。制作方法に原因がある時は、指針への追記だけでなく、不要な記載や入力の除外、入口や共通部分の設計から見直す。個別例の完成度への評価を、表現形式全体を避ける規則にしない。

作品の登録は`reference-data.mjs`で、短い説明、画像と原作の所在、複数の着目点を一度持つ。紹介するHTMLの版・場面と画像の対応、作品集・finder・AI検索への反映を確かめる。参考から外す時は、これらの探索と原作内の次リンクも照合し、通常の探索で再び現れないようにする。原資料や制作履歴の削除とは分けて扱う。

私有の作例は本人workspaceの選択カタログに所在と用途を置き、[同じ検索入口](discovery.md)から使える。更新は該当項目の参照先・説明・対応画像を一緒に差し替える。共有kitへ収蔵する時は、選んだ場面に必要な実装・素材だけを扱い、私有データや不採用画面を一括で取り込まない。使われなくなった画像や実装は参照先と復旧用途を確認して整理する。

新しい表現を共通化する時は、揃えたい性質と適用先を、操作できる候補で確かめてから反映する。本人が出来を見て選ぶ依頼では、その実物を見せて採用範囲を決める。青水色の選択表現なら色・縁・影・遷移を共有し、幅・向き・配置は画面が持つ。シェルやライブラリーの共通見出しを直す時は、その共通実装を更新する。個々のページへの似た修正の複製を増やさない。新しい既定の採用と、採用済みの共通部分への適合修正は区別する。

追加・変更した実物で良さを確認し、共通部分なら使っている画面でも確かめる。動きは途中と連続操作も見る。変更に関係する狭幅・テーマ・キーボード・動きの抑制を確認し、元の良さが失われていれば直す。生成品質の改善を述べる時は、その変更を使った新しい実物を根拠にする。見本の追加や文面の改訂だけで、生成品質が改善したとは扱わない。確認の回数や作例数は固定しない。

配布するファイルは `public-files.json` に登録し、出所・改変・採用版は [provenance.json](../provenance.json) を更新する。個人の会話や端末pathは配布しない。共通kitを更新すると、同じファイルを参照しているライブラリーに反映される。Webへ配信済みなら [配信と更新](publish.md) から新しい配信版を作り、同じ閲覧入口で確認する。別repoへ渡したコピーは、対象の変更と依存を照合して必要な差分を取り込む。自動同期や一括上書きを前提にしない。
